メンタルに効くウォーキング(散歩)
また自粛自粛で家にこもりがちになりそうですが…、たまには外の空気を吸いたいですよね。
そんなときは、人が集まらない&気分もリフレッシュできるウォーキング(散歩)がお勧めです。
強歩で歩けば汗ばむくらいのちょっとした運動になりますし、のんびり歩いてもリラックスできます。
本日のテラコヤラジオでは、メンタルに効く2種類のウォーキングの方法についてご紹介していますので、ご興味があればお聴きください。
テラコヤラジオ第7回 メンタルに効く2種類のウォーキング(散歩)
上記のリンクからブラウザでもそのままお聴きいただけます。Google Podcast、Amazon musicのポッドキャストでもお聞きいただけますので、「テラコヤラジオ」で検索してみてくださいね。
ウォーキングといっても、筋力アップとかダイエットとかではなくて、あくまで心の健康にフォーカスした方法です
その2種類のウォーキング方法とは、
- マインドフルネスを応用したウォーキング
- 写真撮影を楽しむウォーキング
です。とても簡単な方法なので、ぜひ皆さんの個々の状況にあわせて使い分けてくださいね。
もくじ
マインドフルネスを応用したウォーキング
マインドフルネスってご存知ですか?ここ数年で結構知名度がアップしてきましたが、瞑想のやり方の一種です。
瞑想といっても、実はしようと思えばどこでもできます。
マインドフルネスのポイントは、「今ここ」に意識を持ってくるということ。
なので、やり方としてはウォーキングの際に、歩きながら交互に前に出す足に集中するだけです。左、右、左、右…という感じで。
そうすると、それに集中するのに忙しくなり、余計なことは考えられなくなります。つまり、足を動かしている=今ここに意識がくるということなんです。
このウォーキングは、普段あまりにも忙しくて頭のなかが混乱している人、ストレスでいっぱいの人に向いていますので、自分がそうだなと思う方は一度お試しください。
注意事項として、交通に気を付けてください。人通りや車の多い場所は避けたほうがいいと思います。危ないということもありますし、気がそれる可能性も高いです。
歩きなれた住宅街、あるいは広めの公園などのほうがいいですね。
写真撮影を楽しむウォーキング
スマホや小さなカメラをもってウォーキングに行きます。そして、家を出てから帰ってくるまでのコースで、自分が「素敵だな」「面白い」「いいな」と思ったものや風景を写真に撮っていく、ただこれだけです。
なので、家を出た瞬間から、あなたの絵心、感性を刺激するものを探しながら歩いてください。
この「探しながら歩く」が重要です。
良さげなものを探しながら歩くと、それに夢中になるので、余計なことが考えられませんよね。海外旅行に行った時のことを思い出していただくとよいかと思います。
このウォーキングは特に抑うつ気味の方、うつの方におすすめです。
抑うつ状態ではネガティブなことをぐるぐる考える「反芻」が起きやすくなっています。その状態がひどいと、マインドフルネスがうまくできないということが起こることもありますので、いっそ、関係のないことに注意を向けて楽しんだほうがいいこともあります。
「今日はどんなものが撮れるかな?」とのんびり楽しんでくださいね。
朝のウォーキングはいいことづくめ
時間帯としては朝がベストです。起床後1時間以内であればなお良いでしょう。
時間は5分から30分程度でいいと思います。筋トレではないので、長時間である必要はありません。
特に、うつとか抑うつ気味の方に朝のウォーキングはおすすめです。
抑うつの状態では、幸せホルモンと言われるセロトニン(幸福感を高める脳内神経伝達物質)が不足しています。このセロトニンを出すのに、朝のウォーキングは最適なのです。
まずセロトニンは5分以上のリズム運動で高められるので、てくてく歩くウォーキングが良いのです。
また、セロトニンは朝、日光を浴びてから約15時間後に睡眠を誘発するホルモン、メラトニンを作り出します。夜眠れやすくなりますので、睡眠障害等で昼夜逆転になっている場合にも良い効果があります。
当然、うつでなくても、ストレスフルな状態の人にもセロトニンは大切。うつ予防になります。
毎日が無理な方は2~3日に一回とか、週に1回とかでもいいので、少しずつ増やしてみてください。
体調や天候が悪い日に無理やり行く必要もありませんし、どうしても朝が無理な方は昼間からでもいいと思います。ご自分の心と身体がラクだな~気持ちいいな~と思えるやり方を試行錯誤してみてください。
スマホに万歩計のアプリを入れて持っていくと記録できていいよ!!
お金もかかりませんし、気分がリフレッシュして体調もよくなっていいことづくめなので、ぜひ試してみてくださいね。
テラコヤラジオでは、これらのウォーキングのもっと詳しいやり方と効果、その理由をお話していますので、ぜひお聴きください。
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