ポジティブシンキングの「罠」と正しい使い方【自己肯定感を高める方法】

✨ はじめに:ポジティブシンキングは人生を楽にするツール

「ポジティブシンキング」とは、物事を前向きに捉えることです。これが習慣になっていると、人生におけるショックや困難を乗り越えるのが格段に楽になります。

たとえば、突然の会社倒産で失業したという出来事を考えてみましょう。

  • ネガティブな捉え方: 「どうしよう、お先真っ暗だ。転職なんて無理だ。」
  • ポジティブな捉え方: 「働き方を見直す良い機会だ。失業保険もあるし、ずっと気になっていた業界に挑戦してみよう。」

失業という出来事(事実)は同じですが、それをネガティブな側面から見るか、ポジティブな側面から見ることができるかで、その後の行動と結果が変わります。ピンチをチャンスに変える力の源泉が、ポジティブシンキングにはあります。

しかし、一部ではこの考え方が誤解され、「ネガティブなことを一切見てはいけない」という極端な使い方をされてしまうことがあります。

この記事では、ポジティブシンキングの具体的なメリットと実践方法、そして、あなたの心を壊さないための「正しい使い方」、特に自己受容の重要性について解説します。


1.ポジティブシンキングを実践するメリットと簡単なワーク

ポジティブシンキング(前向きな捉え方)は、単なる楽観視(「なんとかなるさ」)とは異なり、物事の良い面を意図的に探す行為です。

📌 ポジティブシンキングの具体的なメリット

  • ストレスの軽減: 物事を深刻に捉えすぎず、無駄なストレスを抱えるのを防ぎます。
  • 行動力の向上: ショックな出来事を次への「きっかけ」や「教訓」として活用できるため、行動に移しやすくなります。
  • 希望を見出す力: 困難な状況でも希望を見出し、諦めずに前に進むエネルギーを得られます。

✏️ 簡単なワーク:ネガティブとポジティブの両面に目を向ける

今、あなたが抱えている悩みを一つ思い浮かべてみてください。

  1. ネガティブな面を書き出す: その悩みがもたらす、マイナス面や不安を全て書き出します。(例:失業中 $\rightarrow$ 収入がない、将来が不安)
  2. ポジティブな面を絞り出す: あえて、その悩みがもたらす前向きな側面、良い面を絞り出して書き出します。(例:失業中は 自分の時間が持てる、家族との時間が増えた、ゆっくり休める)

書き出してみていかがでしたか?

悩んでいる出来事には、必ずネガティブな面と同じく、ポジティブに捉えられる面があるということが実感できたはずです。

このポジティブな面に目を向けることで、「収入はないが、時間がある。だったら転職活動と並行して、在宅でできる小さな仕事や不用品販売を始めてみよう」など、現状を克服するためのアイデアが湧いてきます。

2.注意!ポジティブシンキングの「2つの大きな罠」

ポジティブシンキングは強力なツールですが、使い方を誤ると、かえって心身に大きな負担をかけ、成長を妨げてしまう「罠」があります。

罠1:不都合な「現実」を見て見ぬふりをする

極端なポジティブシンキングは、「ネガティブなことは一切考えない」と現実を無視することにつながります。

【誤った例】

仕事でミスをし、取引先からクレームが来たとき、「誰にでもミスはあるし、気にしない気にしない」と、反省や挽回策を考えない。

【正しい使い方】

ミスをした場合、まず「なぜミスをしたか」「どう挽回するか」「再発防止策は何か」と現実と向き合い、必要な対処を全て行います。その上で、変に落ち込んだりせず**「よし、この教訓を次に活かそう」**と気持ちを切り替えるためにポジティブシンキングを使います。

罠2:不都合な「感情」を見て見ぬふりをする(心の排泄をしない)

最も危険なのは、自分の心の中で湧き上がったネガティブな感情(怒り、不快感、イライラ)を無理やり無視し、ポジティブに「思い込もう」とすることです。

自分の感情に蓋をしたり、見て見ぬふりを続けていると、必ずあとで心身に限界がきます。これは、心の健康を損なう劇薬になり得ます。

たとえば、職場で理不尽なモラハラを受けたとき、「こんなことでイライラするのはダメだ」「ネガティブに考えるのはやめよう」と無理に流そうとすると、その感情は心の中に溜まり続けます。溜まった感情は、体調不良など、別の形で暴発する原因となります。

3.ネガティブ感情を「流す」ための自己受容

私たちがまずすべきことは、無理やりポジティブに蓋をすることではなく、ネガティブな感情をありのまま認めてあげることです。これは自己受容につながります。

ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、自分の一部です。そのまま認めてあげることで、かえって心がラクになります。

🔑 ネガティブ感情への正しい向き合い方

特にネガティブな感情が出てきたとき、多くの人は「醜い」「こんな感情を持つ自分はダメだ」と、自分自身を否定しがちです。

しかし、その感情を好きになったり、肯定する必要は一切ありません。

ただ、「ああ、自分は今、あの人の言動に対してイライラしているんだな」「この状況を不快だと感じているんだな」と、良い悪いとジャッジせず、事実として認めるだけでOKです。

🚽 心のトイレ掃除のステップ

  1. 蓋を開ける(感情を認める): 湧き上がった感情を「そういう風に感じているんだな」と、ただ事実として認めます。
  2. ニオイのもとを確認する(原因を理解する): なぜその感情が湧いたのか、自分の本心を確認します。
  3. きれいに流す(感情をクリアにする): 認めてあげるだけで、感情の勢いは収まり、冷静さを取り戻せることがあります。

物事も感情も、必ずしもポジティブなものが100%良くて、ネガティブなものが100%悪いとも限りません。ネガティブな感情を持ったとしても、そこから気持ちを切り替えればいいわけです。

この作業を終え、「よし、気持ちを切り替えよう」と思ったときにこそ、ポジティブシンキングを活用するのです。

4.おわりに:心の健康を守りながら前進するために

ポジティブシンキングは、どん底を転機に変える、非常に強力で役に立つツールです。

しかし、その効果を最大限に引き出し、同時に心の健康を守るためには、以下の2点を常に念頭に置いてください。

  1. 物事のネガティブな面、ポジティブな面、両方をちゃんと念頭に置く。
  2. 不都合な「現実」や自分自身の「ネガティブな感情」に蓋をしない。

現実や感情を認めて対処した上で、最終的な気持ちの切り替えにポジティブシンキングを使いましょう。そうすれば、あなたは成長を続けながら、自己肯定感を保ち、人生を前向きに歩んでいけるはずです。


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