関わってはいけない相手の見抜き方
どん底を転機に変えるYouTubeチャンネル、あんの「どんてん」チャンネルに、「不安を煽るスピリチュアルへの対処法」をアップしました。
先日の記事「ネットを見て焦りや不安を感じる方へ」を読んでくださる方が多いので、補足情報としてこの動画を上げました。
スピリチュアルの世界は玉石混淆です。
スピリチュアル肯定派の私の目から見ても、「なるほど、素敵な考え方だな」と思うものと、「これは危険だな」と思うものの両方があります。
動画では、不安を煽ってくるスピリチュアルについて、その矛盾と騙されない方法、そしてスピリチュアル・リテラシーを高める方法についてお話していますので、ご興味があればご覧ください。
さて、この記事では、「騙されない方法その2」として、この手のビジネスにおける怪しい相手を見抜くポイントをいくつか挙げたいと思います。
スピリチュアルに限らず、占い、自己啓発、宗教など精神世界に関するものは当てはまりますので、参考にしていただければ幸いです。
怪しい相手を見抜くポイント
ネガティブな感情を煽る
これは不安を煽ったり、怖がらせたりするものです。
「このままだと不幸になる」
「先祖が祟られている」
というようなものですね。
その後に、その不安を解消できるという高額な追加サービスや商品が出てくることもあります。
また、マウンティングすることで、クライアントの劣等感を引き出すこともあります。
「あなたはダメな人間」
などです。
主導権を握り、クライアントをコントロールする意図があります。
クライアントを依存させる
ポジティブな感情をやたらと煽ることも、実は依存させるテクニックだったりします。
「何でも私の言うとおりにすれば大丈夫」
「このお守りさえ持っていれば大丈夫」
こういうものは偽の安心感です。
もし恐れや焦りから、そのサービスや商品をリピートしていたら、依存している可能性があります。
精神的に束縛する(囲い込む)
自分を信用しない者=悪と思い込ませ、クライアントと周囲と分断させる状態です。
「アセンションしない人たちとは距離を置くべき」
「スピリチュアルを信じないひとたちはかわいそう」
などです。
孤立したクライアントはますます傾倒します。
人生の主導権は自分だけにある
こういう相手とはもちろん関わらないほうがいいですが、仮にこういったケースに巻き込まれたとしても、慌てる必要はありません。
あなたの人生の主導権を、あなたが握っていれば問題ないのです。
どんな情報を得ようとも、何を言われようとも、「自分の人生をコントロールするのは自分」というのが大原則です。つまり、あなたにはいつでも選択肢があるのです。
例えば「先祖が祟られている」と言われた場合、その不安を解消するのに、
- 相手の言う通り、追加料金を払ってお祓いを受ける
という選択肢しかないように感じても、
- 久々に田舎に帰り、お墓参りをする。ついでにお墓の掃除もする
とか、別の選択肢はあるんですよね。
所詮は目に見えない世界の話ですから、あなたの心がそれですっきりすればOKなのです。
必要以上に怖がって、別の占い師や霊能者を頼ったりするのも本末転倒な話。
落ち着いて、自分にとって良い選択をしてくださいね
スピリチュアルは、心を整えたり気づきを得たりするため、つまり幸せになるために活用するものですから、不安の材料にしないでください。
あなたを不安にさせる時点で、その情報はいっそ「不要だ」と思ってもいいのではないでしょうか。
なぜなら、目に見えない世界の話は、あなたが深刻に考えたところでどうにかなるものでもないからです。
かる~く生きちゃっていいと思うよ!
スピリチュアルランキング