あなたが結婚できない理由
あなたは結婚したいと思いますか?
今、この記事をご覧になっているということは、「結婚したいのにできない」というお悩みをお持ちなのかもしれません。
結婚はしてもしなくても個人の自由ですし、興味がない人にはどうでもよいことだと思います。
ですが、「結婚したいのにできない」という状態は、当然、とても大きな悩みのひとつとなります。
特に婚活など、現実的な行動もしているのに、なかなか結婚にたどりつかない場合、「一体これ以上どうしたらいいんだろう?」と途方にくれているのではないかと思います。
その際、あなたはご自身が結婚できない理由(原因)を考えたことはありますか?
結婚できない理由(原因)として世間一般的に言われるのが、
- 年齢(高齢だと結婚できない)
- 仕事や年収(ステータスのある仕事、高収入の仕事ではないと結婚できない)
- ルックス(美男美女でなかったり、太っていたりすると結婚できない)
確かに、そういう要素もゼロではないとは思いますが、逆に高齢でも、年収が低くても、たいして美男美女じゃなくても結婚する人はたくさんいます。
では、そういう人たちとあなたは一体何が違うのでしょうか?
行動をしているのに物事がうまくいかないときは、必ず心に課題があります。
心のブロックなんて言われたりもするね
「結婚したいのにできない」という方の心の中の課題は、ずばり自己否定です。
もちろん自己否定があっても結婚できている人はたくさんいます。
でも、結局、結婚後に悩む人は、やはり自己否定に行きつくことが多いです。
これはその方の表向きの性格や社会的地位などは全く関係ありません。
せっかく結婚しても、結婚生活がうまくいかなかったら、悲しいですよね。
つまり、この自己否定という根本的な問題を解決しないと、あなたがどんなに婚活を頑張っても自分を磨いても結婚できなかったり、あるいは結婚しても幸せになれなかったりしてしまいます。
ですが、いきなり自己否定といわれても、自分ではすぐに気づけないと思います。
この記事では、あなたの結婚を邪魔している自己否定に気づくための3つのポイントをお伝えします。
- 潜在意識
- 結婚の目的
- 対処法
「結婚したくて婚活や自分磨きなども頑張っているのに、なかなか結果がでない」とお悩みの方はぜひ最後までお読みいただき、「自分の場合はどうかな?」と考えてみてくださいね。
もくじ
結婚できない理由①潜在意識
私たちの心、意識は顕在意識と潜在意識にわかれています。
顕在意識は自分で認識できる意識、潜在意識は自分では認識できない意識のことをいいます。
私たちの意識の97%くらいが潜在意識で、
顕在意識はわずか3%くらいといわれています
猫と違って、人間は自分で自分の思いをほとんど認識していないんだね
そして、「絶対に結婚したいのにどうしてもできないんです」という人に共通するのが、「顕在意識では結婚したいと思っているが、実は潜在意識では結婚したくないと思っている」ということです。
これを指摘すると「絶対にそんなわけがない」と不機嫌になったり怒ったりする人もいます。
では、潜在意識ではなぜ結婚したくないと思っているのかというと、わかりやすくいえば結婚してしまうと困ることがあるからです。
その内容は人によりますので、一概にはいえませんが、要はその方にとっての結婚のデメリットです。
このデメリットが顕在意識に上ってきていれば、それを認めて解消すればOKです。
でも、デメリットが潜在意識に潜ったままだと自分でも気づけませんので、いわゆるブロックになってしまいます。
結婚によってこのデメリットに直面することを心のどこかで分かっている、つまりそれを恐れているので、結婚するという状態を無意識に避けてしまいます。
例えば、いわゆるダメンズや結婚に興味がない相手を恋愛相手に選んだり、自分自身が仕事や趣味に極端に夢中になったりなどです。
ですが、ご本人は「なぜか結婚に興味のない相手とばかり縁があるので困る」とか、「仕事が忙しすぎて、恋愛をする暇がなくて困る」などと思っていたりします。
そう仕向けているのは、実はその方の潜在意識なんですね。
だからもし片っ端からいろんな相手とつきあったとしても、恋愛の時間を作ろうと暇な仕事に転職しても、おそらく同じ結果となります。
結婚のデメリットとは何か
結婚によってデメリットに直面することを恐れていると言いました。
ではそれは何かというと、突き詰めると結局、相手に自分を否定されることなんです。
自分を否定している人は、他人も自分を否定するだろうと潜在意識では思っています。
「自分は他人に否定される人間だ」というのが、その人のなかで前提となっているんですね。
当然、パートナーというもっとも大切な相手から否定されるのは誰でも怖いですよね。
だから、そんな怖い目にあわずにすむように、パートナーを持つこと=結婚そのものを無意識に回避します。
でも、それはあくまで潜在意識の話で、顕在意識の上では「パートナーがほしい、結婚したい」と思っているので、「何で毎回こうなるんだろう?」という事態になってしまうわけです。
太っている私は結婚できない
例えば結婚したいけどできないAさんの潜在意識…本音の本音を探ると「私は太っていて醜いから、パートナーに拒絶されるだろう」というのが出てきたとして、それがAさんの恐れていることになります。
「私は太っていて醜い。こんな自分はダメだ」そういう自己否定が、Aさんの中にあるんですね。
つまり、もともと自分を否定していて、それが恐れにつながるので、恐れに直面しないですむように、結婚という状況を見事に避けることができているわけです。
これはある意味無意識に自分を守っているとも言えます。
誰でも傷つきたくないからです。
ですが、世の中太っていても結婚している人はたくさんいます。
「私は太っているけど、まあ別にいいじゃん」と思っているなら、それは恐れにつながりません。
そんな自分を否定していないからです。
「太っている自分」に対し、醜いかどうかというジャッジをせず、ただそのまま受け入れる、あるいは肯定する。
そういうふうに自己受容や自己肯定ができると、結婚してしまったときのデメリットが消えていきます。
そうすると、自分に「結婚してOK」という許可が出せるね
もちろん物理的に「痩せる」というのもひとつの手となります。
本当に「太っている自分」を否定しているだけなら、痩せて自信がついて自己否定がなくなれば問題は消えます。
ですが、もし「太っている自分が嫌」という思いのさらに奥に、「自分はダメな人間だ」「自分には魅力がない」みたいな自己否定があると、「痩せたのに全然もてない」みたいなことになってきます。
根本的な自信がないからです。
「太っている自分」を隠れ蓑にして、本当は「ダメな自分」のほうが大きな恐れとなっています。
勘違いされている方も多いんですが、自信というのは、「私ってすごいでしょ」と自慢できるようなメンタリティではありません。
文字通り、自分を信じる、自分自身でいることを当たり前に信じていられるという意味です。
「自分はダメな人間だ」と心のどこかで思っているということは、自分自身でいることを信じてあげられないということです。
「こんな自分でいたら、きっと相手に嫌われるだろう」みたいな感じです。
というわけで、「絶対に結婚したいのにどうしてもできないんです」という人は、「本音本心では、自分は結婚したくないと思っている」ということを一度認めてみてください。
人によっては胸がすっと楽になるかもしれません。
その上で、結婚のデメリットになっているものをできるだけ現実的にクリアしていけばいいと思います。
結婚できない理由②結婚の目的
そもそも結婚する理由って何でしょう?
赤の他人とわざわざ家族になって、一緒に暮らす。
その一番大きな理由は、「相手と一緒にいたいから」ではないかと思います。
その目的としては、一緒にいると幸せな気分を味わえるからですね。
パートナーシップや家族関係における幸せというのは対人関係上の幸せなので、ひとりで味わう幸せとはまた異なるものです。
また結婚には幸せな気分を味わえるということのほかに、家庭という共同体にいることの物理的なメリットもあります。
例えば、家事育児を分担したり、共稼ぎで生活のリスクに備えたりすることなどです。
そういうことは当然として、ここで重要なのは、「それ以外の理由で、あなたが結婚したい理由は何か?」ということです。
ここでいう理由というのは、表面的なものではなく、もちろん本音の本音、潜在意識のほうです。
- 「パートナーがいる」という状態に対し、本当のところ、あなたは何を求めているのか?
- 「パートナーがいる」という状況下において、あなたが欲するものはなにか?
このときに、「相手から何かを欲しい」と思っているだけでは、良い相手には巡り合えません。
誰だって自分から何かを奪おうとする人は警戒したくなりますよね。
逆に「パートナーがいる」という状況下において、あなたが欲するものが「相手に何かしてあげたい(あるいは一緒に何かをしたい)」だと相手は現れます。
要は、ただ自分を満たすためにパートナーを欲しがっている状態では、あなたの理想とするようなパートナーは現れないということなんです。
「私はただ結婚して幸せになりたいだけ」という方は多いと思いますが、その幸せの内容が、結局自分を満たすことしかないのではないか?ということを一度考えてみると良いと思います。
ありのままの自分を愛してくれるパートナーが欲しい
自分を満たすためというのは、例えば、
- ありのままの自分を愛してほしい、認めてほしい
というものがあります。
こういう思いを誰でもパートナーに対して多少は持つかもしれませんが、これが最優先だと少しやっかいです。
逆にこういう方が、ありのままの相手を認めて愛することができるのか?というとかなり難しいのではないかと思います。
なぜならベクトルが常に自分に向いているので、そもそも相手を見ていません。
こういう「ありのままの自分を愛してほしい、認めてほしい」の下には、自己否定が隠れていることも多いです。
「ありのままの自分では誰にも愛されないだろう」という自己否定があって、「でももしそんな自分でも愛してくれる人がいさえしたら、自分は自分を認めてあげられそうだ」と思うのです。
ということは、そんな相手がいない間は、「自分は愛されるに値しないダメな人間だ」という認識であり、それがあなたのデフォルトとなっているのです。
それは顕在意識には上ってきていないかもしれませんが、潜在意識ではそう思っています。
高収入のパートナーが欲しい
他にも
- 自分は働きたくないから、稼げるパートナーがほしい
- 自分は家事をしたくないから、家事をしてくれるパートナーがほしい
前者はATM的な夫を望む女性、後者は家政婦的な妻を望む男性が典型的な例かなと思います。
これらの望みの下にも、やはり自己否定が隠れていることも多いです。
例えばATM的な夫を望む女性は、口では「私はラクしたいから」と言っていても、「自分はどうせまともに稼ぐ能力などないから専業主婦しかない、だから高収入の男性が必要だ」と心の底では思っているかもしれません。
つまり、「能力の低い自分はダメな人間だ」と思っているわけです。
こういう人の表面的な目的は、経済面の担保です。
でも、真の目的は「自分をダメでないと思えるようになる(ダメだと思わなくてよい自分になる)」ことです。
能力はなくても、結婚出来れば最低限、女性としての魅力はあるような気分になれる、つまり、自分を認めてもらえたような気持ちになれるわけですね。
関心事は相手の気持ちではなく、自分がどういう気持ちになれるかですから、ベクトルは自分に向いています。
でも同じ稼げない女性でも、「自分は外で働くのは苦手だけど、家事は得意だし、家族を幸せにする自信もある。私と結婚する人はラッキーよ」くらいの勢いで自己否定していなければ、おそらく結婚できます。
そういう人は、仕事ができるかどうかは得意不得意くらいの問題であり、人としていいとか悪いとかいうところにはつなげていないのです。
家事をしたくない男性の場合も、家事が理由のはずなのに家事代行サービスではなく結婚にこだわる場合、男性として認めてもらえたという気持ちになりたいのです。
独身は恥ずかしい
さらに、結婚の目的としてよくあるのが、
- 結婚しないと一人前だと思われない
- いい年して独身だと恥ずかしい
「一人前だと思われる自分になる」「恥ずかしくない自分になる」のが結婚の目的です。
こういう場合も、独身の自分を「自分が」ダメだと思っているということになります。
独身者は人間性に問題があるとか魅力がないとか、そういうことを言ってくる人もいるかもしれませんが、それは単にその人の価値観です。
別にあなたがそれに影響される必要はありません。
あなたが独身の自分をダメだと思っていなければ、独身でもつらくないし、何の問題も起こらないんです。
実際、すべての既婚者が人間性に問題がなく魅力にあふれているかというと、別にそんなことはないというのは冷静に考えればすぐにわかりますよね。
では、どうしたらいいのかということを最後にお話しします。
婚活以前に大事なこと
これまで述べてきたように、「すごく結婚したくて、努力もしているのに、なかなか結婚できない」という場合、問題は2つあります。
- 自己否定で「自分はダメ」だと思っているところをパートナーに知られて否定されたり、見捨てられたりするのが怖い
- 自分が否定して満たされていない部分を、パートナーに満たしてもらおうとしている
ということは、次の2つのことをすればよいということになります。
- 今のダメだと思っている自分をそのまま認めてあげる(ダメな部分も含めて、これが自分だと思う)
- 満たされていない部分を他人ではなく、まず自分で満たしていく
今のダメな自分を認める
「ダメな自分を認める」というのは、自己受容です。
自己肯定までしなくてもいいので、まずは現時点の自分を受け入れるということです。
ダメな自分を受け入れるというのは、ダメな自分に甘んじるということとはまったく別ものです。
ダメな自分に甘んじていたら、一生ダメなままですよね。
そうではなく、「現状、自分はこういう状態なんだ、こう思っているんだ」と等身大の自分を認めるということです。
自己否定している人は、おそらく理想の自分があって、それとのギャップがあまりに激しくて現実の自分に×をつけてしまっているのではないかと思います。
理想は理想としてあっていいんです。
でも、その理想の自分に向かっていく前に、まずスタート地点である今の自分を認めないことには前進できないません。
たしかに東京に行きたいのに、今自分が名古屋にいるのか沖縄にいるのか
わかってなかったらどうしようもないかも…
自分で自分を満たす
「自分で満たしていく」というのは、自己否定していると自分が何か欠けている欠陥品のように思えていると思うんですが、「実は何も欠けていない」ということに自分で気づくということです。
恋愛や結婚という手段で他人に満たしてもらおうとすると、表面的に満たされた気分になるだけで、根本的には変わらないので、結局パートナーシップが終わったりします。
そもそも自分を満たしていないと、ちゃんと満たされた状態の相手とのご縁もできにくかったりします。
例えば、あなたが寂しさを埋めてほしいことが目的で結婚すると、やはり相手も寂しさか何かを埋めてほしいという目的を持った人のことが多いんです。
そういう人は相手の欲求を満たすことはできませんので、結果的に、あなたの理想の人ではないわけです。
つまりお互いに、奪い合おうとしているだけで終わるんですね。
自分で自分を満たすには?
では、自分を満たすにはどうしたらいいのでしょうか。
それは、没頭すること、自分が心から夢中になれることをするということです。
そうすると、別に自分は何も欠けていなかったということが実感できます。
スポーツ選手がなぜモテるのかというと、自分の好きなスポーツに対して没頭しているからなんです。
真剣にそれに取り組んでいるから、その表情や姿勢がカッコよく見えるわけですよね。
つまり、彼らは自分の好きなスポーツに打ち込むということで、満たされているのです。
どうしても結婚したい場合、婚活自体は続けたほうがいいとは思いますが、それだけでは結果が出ていない場合、婚活という行動の下にある、あなたのメンタリティが変わらないと結果は出ません。
婚活と同時に、何か自分が夢中になれる趣味や仕事に打ち込んでみてください。
それが結局、婚活時に相手を引き寄せる魅力になっていきます。
行動とともに心も見直して
結婚できない理由、特に心理的なブロックとなっているものは、実は自己否定です。
その自己否定があると潜在意識では「結婚したくない」と思ってしまい、結婚のための努力をしても、なぜか自然と結婚しなくていいような現実になっていきます。
なので、まずは、結婚したくないことを認めてみてください。
その上で、自分が自分にどんな×をつけているのかを考え、今の自分をそのまま受け入れてみてください。
また結婚の目的が相手を満たし一緒に幸せになることではなく、自分を満たし、自分が幸せになることであれば、良い相手もあらわれませんし、結婚できても幸せにはなれません。
でも、自分を自分で満たしてあげれば、自分を満たしてくれる相手を探さなくていいので、パートナーが見つかりやすくなります。
自分を満たすには、没頭できるもの、夢中になれるものをもつことです。
よく人並みの幸せというと、恋愛や結婚、子供をもつことが挙げられます。
生きづらい方ほど人並みの幸せが欲しいと言われたりもします。
でも、なぜなかなかそうできないのか?というと、そもそも生きづらさの根底にある自己否定が原因となっています。
なので、自分を認めてあげる。
まずは自己受容からです。
いろんな努力をしていても、そこを外していると、努力が空回りしちゃう
とりあえずどんな状態でも、自分に×をつけずに、〇をつけてあげるということです。
当ルームでもお悩みに対応しています
ところで、今回のような心理ブロックは潜在意識、心の奥底にあることが多いので、考えてみたけれど、自分ではよくわからないことも多いです。
ビデオセッション
そういう方はぜひ当ルームのビデオセッションを一度受けてみてください。
当方との対話のなかで、おそらくご自身の持っているブロックに気づくことができると思います。
見つけたブロックを手放す方法も話し合います。
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アストロセラピー
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結婚したくて婚活などを頑張っている方、
心のほうも押さえておかないと、せっかくの努力がもったいないです!
そういう方は行動力は十分なので、あとはご自身の心を見直してみてください
きっと結果が変わってくるはず!