アイデアがどんどん湧いてくる方法
先日のYouTubeで「会社を辞める方法」についてお話しました。
そのなかで、退職するにあたり感じている不安を全部書き出し、それらに対し、「こうしたらよいのでは?」というアイデアを出して書いていくというステップがあります。
ある問題に対し、解決できそうなアイデアはたくさんあればあるほどいいです。
あれがダメならこれでいく、と次々に手を打つことができるからですね。
でも、アイデアってなかなか出てこないんだよねー
大丈夫、どんどん出てくる方法があるんです!
この記事では、アイデアがどんどん湧く方法についてお話します。
もくじ
アイデアがどんどん湧くマンダラチャート
アイデアを考えるときに有効なツールとして、マンダラチャートというものがあります。
これは、紙に3×3の9つのマス目を書き、真ん中に課題やテーマを書きこみます。
残りの8つに、それに関するアイデアを書いていくのですね。
アイデアを書きながら深掘りして、具体化していくことができます。
では実際にやってみましょう
1.マス目を書く
まず下記のように、9つのマス目を書きましょう
2.真ん中に課題を書く
ここでは例として、「結婚したい」という課題があるとします。
あなたは今恋人もおらず、フリーの状態です。
この場合、真ん中のマスに「結婚する」と書きましょう。
3.他のマスに解決策(アイデア)を書く
そしてその周りの8つのマス目に、「結婚するためにできそうなアイデア」を思いついた順に書いていきます。
この時に、「こんなのありえないよね」「こんなバカみたいなアイデアはダメだよね」などと思う必要はありません。
例えば、「YouTubeチャンネルを作って、自分を知ってもらう」でもいいのです。
世界中からラブコールが来るかも?
また、「こんな理由でボランティアに行くなんてあざといよね」と考える必要もありません。
別に良い人と出会えなくても、活動を真面目すれば社会の役に立てるのですから、それはそれでいいではないですか?
この段階では実現するかどうかは考えず、気軽な気持ちで「こんなことをしてみたらどうかな?」と思いつきをどんどん書いていきましょう。
4.各アイデアを新たなチャートに当てはめて深掘りする
別の紙に、また9マスを書きましょう。
最初に紙に書いた、右上の「習い事をする」を新しいマスの真ん中に書き入れます。
この「習い事をする」が今度の課題になります。
そして周りの8マスに「習い事をするなら、例えばどんなことがいいかな?」と考えて書いていくのですね。
これまでやりたかったことや、最近ちょっと興味を持っていたこと、仕事に役立つ学びなど、8つくらいすぐに書けそうです。
つまりこの2回目のチャートは、あるひとつのアイデアがどうやって実現できそうかを深掘りして具体化するわけです。
5.出てきたアイデアを実行、またはさらに深掘りする
2回目のチャートで出てきたアイデアは、そのまますぐに実行できそうなら実行します。
もう少し深掘りしたいと思う場合は、また同じ手順を踏みます。
今度はアイデアというよりは、実行するために必要なタスクを考えてみましょう。
例えば「英語を習う」ということを深掘りしていくなら、どんなことを検討する必要がありますか?
- 種類
- 手段
- 場所
- 予算
- 目的
こういう項目をまた8つのマスに入れていき、検討していきます。
- 種類は、アメリカ英語?イギリス英語?
- 手段は、オンラインスクール?リアルの英会話教室?
- 場所は、ネット上でなければどこの地域の教室なら通える?
- 予算は、月々いくまでならOK?
- 目的は、そもそも英語を習う目的は、一般英会話?ビジネス英会話?TOEIC?
こんな感じで具体的に考えていきます
簡単に問題を整理し、深めていける手法
このように、マンダラチャートは、ある課題やテーマに対し、それを実現するアイデアを出したり、必要なタスクを整理したりするのに有効です。
最初から課題の解決策をズバリ考えつけばよいですが、そうできるとは限りません。
マンダラチャートなら、あれこれ書き出しながら考えを深めていけるので、無理なく良いアイデアにたどり着きやすいんです。
一度にすべてのアイデアが出てくるとも限らないので、思いついたら追記するという形でもOKですよ。
アメリカの大リーグで大活躍中の大谷選手もこの方法ですべきことを整理し、夢をかなえたことで知られています。
ぜひいろいろな場面で使ってみてください!